北海道を味わう伝統的な佃煮

北海道から、自然の恵みを皆様の食卓へ


みなさんこんにちは!
本日は、美味しすぎるご飯のお供をお紹介します!
ご飯のお供といったら、鮭フレークや梅干し、お漬物、色々ありますよね。
日本人だからこそ、いかにご飯を美味しくいただくか、こだわりのある方もたくさんいると思います。
私がご紹介したいのは「佃煮」です!
私は北海道の函館で育ちましたが、小さい時から食卓にはいつも佃煮が置いてありました。
なので今でも佃煮は大好きで、馴染み深いものになっています。



佃煮の歴史

佃煮は、日本の伝統的な保存食品で、醤油や砂糖で煮詰めた小魚や貝類、海藻、野菜などを使って作られます。
その歴史は江戸時代から始まったそうです。
佃煮の名前は、東京の佃島(現・中央区佃)に由来しています。
この島は、元々大阪の漁師が江戸時代初期に移住してきた場所で、そこで彼らが保存食品として作ったものが佃煮です。
当時、漁師たちは獲れた小魚や貝類を保存するために醤油や砂糖で煮詰める方法を考案しました。
また、佃煮の普及には幕府の役人や大名たちの影響も大きかったと言われています。
江戸に出張する際、佃煮を土産として持ち帰ることが流行し、全国に広まるきっかけとなったそうです。
近代に入ると、佃煮の製造技術や保存技術が発展し、さまざまな食材を使った佃煮が作られるようになり、現在でも佃煮は、日本の食文化の一部として親しまれ、ご飯のお供やお茶漬けの具材として広く利用されています。



函館からひと釜ひと釜、手間ひま掛けて

私の産まれ育った北海道函館で佃煮を作っているのは「タカハシ食品」さん。
タカハシ食品で使う釜の大きさは直径約60センチ。
一度に多くは作れず手間もかかりますが、昔ながらの直火金炊き製法にこだわり手作りの調理方法で、丁寧に作り続けています。

佃煮や甘露煮の調味料は醤油・砂糖・本みりんのみ。
砂糖と醤油のバランスで味が決まるので、素材にこだわり、原材料の特徴や良さを最大限引き出せるよう分量を分けて味付けしております。

タレは、自然の旨味が凝縮しています。
昔ながらのご家庭の味、料亭の味を身近に感じて頂きたいというコンセプトでどこか懐かしい甘めの味付けです。
先代から培った技術と秘伝のタレは創業当時から継ぎ足して味付けをしており、素材ごとに専用のタレを使い分けることで、タレ自体にも旨味が凝縮され、濃厚な旨味を感じる事が出来ます。
丁寧に素材の持ち味を引き出せば、味付けはそれで十分だそうです。


厳選された北海道の素材を使用

タカハシ食品の佃煮の原材料は北海道の海鮮を使用した贅沢な佃煮です。
函館は、漁業が盛んな地域であり、新鮮な海産物が豊富に手に入ります。
このため、佃煮の素材となる魚介類も高品質であり、地元の特産品として全国的に知られています。
例えば、北海道で水揚げされたにしんを使用した甘露煮です。
身欠きにしんを使用する事によりにしんの旨味が凝縮された甘露煮をお召し上がり頂けます。
北海道産のにしんは輸入のにしんよりも鮮度がいい状態で身欠きにしんに加工するため、にしん特有の匂いが少なくどなたでも食べやすい商品になります。
他にも北海道産秋鮭と根室産1等級の厚葉昆布を栃木県産干瓢で巻きあげた佃煮や、北海道産大豆「たまふくら」と北海道産がごめ昆布を使用した和惣菜、北海道噴火湾産のベビーほたてを使用したほたてのしぐれ煮などがあります。
まさに北海道を味わえる贅沢な佃煮になっております。
ホクホクの炊き立てご飯のお供に"日本の伝統的な味"を是非ご賞味ください。


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